編集室より
静岡時代編集部日誌《4》〜静岡時代10月号(vol.36)〜
ようやくしのぎやすい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
静岡時代10月号副編集長、三好景子(静岡大学三年)です。入稿日まであと2週間!追い込みの時期に突入です。
■静岡時代10月号 巻頭特集が決定!
さて、前回は静岡時代10月号の巻頭特集が「静岡県大学生の卒業論文」に決定。
(シズオカガクセイ的新聞過去記事→ http://gakuseinews.eshizuoka.jp/e1355266.html)
当初の特集企画からの変更など紆余曲折ありましたが、鈴木編集長と何度も話し合いを重ね、【卒論】をテーマに企画内容を詰めていきました。
その後、企画内容にある程度の目処をたて、編集部全体にお披露目しました。
特集名は、
「逃げられない戦いがそこにある 大学時代とは卒業論文である(仮)」
急遽の路線変更で、編集部メンバーがどんな反応をするのか心配ではありました。しかし、鈴木編集長の意見や企画背景の説明によって、みんなが同じ目標を持ち、特集企画を再スタートさせることができました。

▲編集部メンバーへの巻頭特集企画再プレゼンテーションを終え、ホッと一息つく編集長
静岡時代の特集は、大きく分けて、A・B・C・Dパートの4つの企画で構成されています。このパート分けは「起承転結」の機能を持ち、各パートの記事をどのような内容にしていくかの、指針となっています。
例えば、Aパートは「起:導入部分」。特集企画のはじまりを読者に説明するとともに、「そもそも論」を展開します。今回の企画だと、まずは、現在の静岡県内大学生の卒論事情を暴きます。当事者である大学生は4年間の大学生活の中で卒論をどのように捉えているのか。大学生の生の意見を導線に、そもそも卒論は何のために制作するのかなど”卒業論文の歴史”を紐解いていくパートをつくっていきます。
続く、BとCパートは、社会人、院生、先生といった、かつて卒論を執筆、大学生の最終課題をクリアしてきた人たちが登場。その中に、これから卒論制作をむかえる学生のエピソードや意気込みなどを取り入れていきます。卒論を一面的ではなく、多面的に読み解き、「結:Dパート」のまとめにむけた伏線を敷いていきます。Dパートは、特集企画のおとしどころ。特集企画全体で読者にどんなメッセージを伝えたいのか、どんなアクションをとってもらいたいのかを、記事内容を通して展開していきます。
鈴木編集長は一度、A~Dパートまでのたたき台(各パートの取材内容、取材対象者の候補など)をつくり、編集部にプレゼン。さっそく企画の詳細について編集部の客観的な意見を聞くと、まだまだ煮詰めきれていないところが発覚しました。
特に難しかったのが、「承:Dパート」です。今回、Bパートは静岡県内大学生200人の大規模なアンケートを行って、静岡県内の学生の生態を大学別・学科別のように区切って解明しよう!という企画を練っていたのですが、「誌面でどのような記事をつくっていくのか、イメージしにくい」という意見が。
確かに、まだ誌面のイメージができておらず、「こうしたい!」という方向が定まった段階のような気がします。しかし、メンバーから集めたアドバイスや意見を参考に、みんなで一緒になって誌面イメージを固めることに成功!
取材候補先が羅列されていた箇所も絞ることができ、段々と完成に近づきました。会議のときも、編集長の理那さんから「取材先が決まって、企画の方向性も固まってきた」というホッとしたような呟きが聞こえました。

▲「次のステップは取材!」 意気込む鈴木編集長。
編集長・副編集長だけでは気づけないところまで気づけるのが、編集部会議のよいところだと思います。
自分の企画をみんなに説明するのは、恥ずかしいと感じるときもあり、怖いものです。理那さんはいつもおおらかで、あまり人に動揺や焦りといった感情を見せる人ではありません。しかし、みんなに企画を説明する時、取材先候補を探してもらうようお願いをする時は、手が震えていたのを私は知っています。歴代の編集長の方々によれば、「編集長として自分が何をしたいのか分からなくなる」ということはよくあるそうです。理那さんもきっと、不安だったり、焦っていたりするのだと思います。編集長にかかるプレッシャーは大きいのだなあと理那さんを見ていると感じます。
並行して進めている連載企画も順風満帆。8月30日には「そうだ、この駅で」という企画取材で編集部員が掛川駅周辺を散策してきました。静岡県内の私鉄、東海道線の気になる駅に降りたって、地域の歴史からそのまちの魅力をPRしていくこの企画。「そうだ、この駅で」を読んだ方が、思わず「行ってみたい!」と足を運ぶような内容を目指し、地元の方との交流から静岡県内の風景、美味しいものを、編集部員がその地を訪れ(時には体をはって)お伝えしていきます。前号では、その地域を良く知る地元の方の協力を得て「井川・奥大井」を回ってきましたが、今号も掛川にちなんだ案内役の方が登場します。
きっとみなさん、その姿に驚くと思います。案内役をかってでてくれたあの人は、、、ぜひ、10月号をお楽しみに!
(シズオカガクセイ的新聞過去記事:井川・奥大井の「そうだ、この駅で」→ http://gakuseinews.eshizuoka.jp/e1320396.html)

▲「そうだ、この駅で〜掛川駅〜」の一コマ。掛川名産、いも汁を実食しました。
今回の特集企画の山場は県内の大学4年生〜院生または卒業後1.2年の方を対象にした大規模アンケート調査。現在は、アンケート回収とまとめにいそしんでいます。出来る限りをつくして、「卒論」から「静岡県の大学生の生態」を暴く10月号にしようと思います!

▲鈴木編集長がかぶる、学帽。この帽子が、今号のキーアイテムです!

▲私も、アンケート回収・まとめ頑張ります!
静岡時代10月号副編集長、三好景子(静岡大学三年)です。入稿日まであと2週間!追い込みの時期に突入です。
■静岡時代10月号 巻頭特集が決定!
さて、前回は静岡時代10月号の巻頭特集が「静岡県大学生の卒業論文」に決定。
(シズオカガクセイ的新聞過去記事→ http://gakuseinews.eshizuoka.jp/e1355266.html)
当初の特集企画からの変更など紆余曲折ありましたが、鈴木編集長と何度も話し合いを重ね、【卒論】をテーマに企画内容を詰めていきました。
その後、企画内容にある程度の目処をたて、編集部全体にお披露目しました。
特集名は、
「逃げられない戦いがそこにある 大学時代とは卒業論文である(仮)」
急遽の路線変更で、編集部メンバーがどんな反応をするのか心配ではありました。しかし、鈴木編集長の意見や企画背景の説明によって、みんなが同じ目標を持ち、特集企画を再スタートさせることができました。
▲編集部メンバーへの巻頭特集企画再プレゼンテーションを終え、ホッと一息つく編集長
静岡時代の特集は、大きく分けて、A・B・C・Dパートの4つの企画で構成されています。このパート分けは「起承転結」の機能を持ち、各パートの記事をどのような内容にしていくかの、指針となっています。
例えば、Aパートは「起:導入部分」。特集企画のはじまりを読者に説明するとともに、「そもそも論」を展開します。今回の企画だと、まずは、現在の静岡県内大学生の卒論事情を暴きます。当事者である大学生は4年間の大学生活の中で卒論をどのように捉えているのか。大学生の生の意見を導線に、そもそも卒論は何のために制作するのかなど”卒業論文の歴史”を紐解いていくパートをつくっていきます。
続く、BとCパートは、社会人、院生、先生といった、かつて卒論を執筆、大学生の最終課題をクリアしてきた人たちが登場。その中に、これから卒論制作をむかえる学生のエピソードや意気込みなどを取り入れていきます。卒論を一面的ではなく、多面的に読み解き、「結:Dパート」のまとめにむけた伏線を敷いていきます。Dパートは、特集企画のおとしどころ。特集企画全体で読者にどんなメッセージを伝えたいのか、どんなアクションをとってもらいたいのかを、記事内容を通して展開していきます。
鈴木編集長は一度、A~Dパートまでのたたき台(各パートの取材内容、取材対象者の候補など)をつくり、編集部にプレゼン。さっそく企画の詳細について編集部の客観的な意見を聞くと、まだまだ煮詰めきれていないところが発覚しました。
特に難しかったのが、「承:Dパート」です。今回、Bパートは静岡県内大学生200人の大規模なアンケートを行って、静岡県内の学生の生態を大学別・学科別のように区切って解明しよう!という企画を練っていたのですが、「誌面でどのような記事をつくっていくのか、イメージしにくい」という意見が。
確かに、まだ誌面のイメージができておらず、「こうしたい!」という方向が定まった段階のような気がします。しかし、メンバーから集めたアドバイスや意見を参考に、みんなで一緒になって誌面イメージを固めることに成功!
取材候補先が羅列されていた箇所も絞ることができ、段々と完成に近づきました。会議のときも、編集長の理那さんから「取材先が決まって、企画の方向性も固まってきた」というホッとしたような呟きが聞こえました。

▲「次のステップは取材!」 意気込む鈴木編集長。
編集長・副編集長だけでは気づけないところまで気づけるのが、編集部会議のよいところだと思います。
自分の企画をみんなに説明するのは、恥ずかしいと感じるときもあり、怖いものです。理那さんはいつもおおらかで、あまり人に動揺や焦りといった感情を見せる人ではありません。しかし、みんなに企画を説明する時、取材先候補を探してもらうようお願いをする時は、手が震えていたのを私は知っています。歴代の編集長の方々によれば、「編集長として自分が何をしたいのか分からなくなる」ということはよくあるそうです。理那さんもきっと、不安だったり、焦っていたりするのだと思います。編集長にかかるプレッシャーは大きいのだなあと理那さんを見ていると感じます。
並行して進めている連載企画も順風満帆。8月30日には「そうだ、この駅で」という企画取材で編集部員が掛川駅周辺を散策してきました。静岡県内の私鉄、東海道線の気になる駅に降りたって、地域の歴史からそのまちの魅力をPRしていくこの企画。「そうだ、この駅で」を読んだ方が、思わず「行ってみたい!」と足を運ぶような内容を目指し、地元の方との交流から静岡県内の風景、美味しいものを、編集部員がその地を訪れ(時には体をはって)お伝えしていきます。前号では、その地域を良く知る地元の方の協力を得て「井川・奥大井」を回ってきましたが、今号も掛川にちなんだ案内役の方が登場します。
きっとみなさん、その姿に驚くと思います。案内役をかってでてくれたあの人は、、、ぜひ、10月号をお楽しみに!
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Updated:2014年09月01日 編集室より