特集
静岡県議会大研究(2)「議会傍聴へ行って来た!」
大学生の静岡県議会大研究シリーズ(2)
静岡大学人文社会科学部経済学科の野村です。前回の「静岡県議会のいろは」を頭に叩き込んで、今回僕は、実際に傍聴に行ってきました。
(前回記事「静岡県議会のいろは」→ http://gakuseinews.eshizuoka.jp/e1235519.html)


▲ふむふむ。議会開講は10時30分から。30分前に到着した野村は、気合い十分入ってマス!
傍聴当日、県庁舎の真ん中に位置する本館へ。入り口には「本日の県議会」について筆文字の"渋いアテンション"があります。一瞬帰ろうかと思いました、いや、ひるんではいけません。「傍聴に来たんだ」という感じが否応なく高まります。
議会の開かれる県庁本館は昭和12年完成の登録有形文化財です。これ見るだけでも来る価値あるかもしれません。


▲この先で、今回の県議会が開かれます。どきどき。
若干迷子になりつつも、受付の方にも助けていただいて、スムーズに傍聴席へ。この日に質問を行う議員さんの後援会の方々や一般の方、市議会議員さんなど、思っていたよりも色んな人が来ていました。試合前のJリーグの応援席……とはすこし違いますが、若干似たような空気を感じました。

▲受付は事前にレクチャー済みなのでお手の物……否、上着を脱ぐの忘れないでね野村君。

▲入る前には傍聴時のマナーをもう一度おさらいしておきましょう!


▲議会が始まる直前。ちょっと緊張気味の野村。自分の仕事(レポート担当)を思い出しながら、いざ、傍聴へ。

この日は会派(国会で言う政党みたいなもの)代表質問のため質問数が多めと聞いていましたが、受付でいただいた質問項目のレジュメを見ると、本当に多い!午前中の議会を傍聴したのですが、一人目の十数項目に渡る質問と、それに対する知事や部長の答弁が行われると、簡単にお昼を越えます。
質問内容は、県の次期総合計画についてや、議員さんの選挙区に関係した地域資源の活用に関するものなど多岐に渡っているんですが、中でも富士山の後世への継承についての質問が印象に残っています。富士山絵画の活用についてなど、結構詳しい内容に「ここまで取り上げているのかー!」という驚き。それにしても、普段からこれだけの事を考えて取り組まれているんだなあと思うと、議員さんて大変なおシゴトなんだとしみじみ……。また傍聴では、そういった議員さんたちの声を得ながら形づくっていく県のシゴトも大づかみに実感できます。


▲議員の皆さんの実際の声を聞く貴重な時間が流れていきます。

そしてなにより、自分が気づいてないというか、ぜんぜん知らない地域課題がたくさんあることに驚愕です。政策やまちづくりを学ぶ学生は、一度見ておくと本当にいいと思います。その際おすすめなのは、議員さんの質問項目などもHPで事前に見れるので、まずは関心あるトピックをとっかかりにすること。まあ、議会って結構長丁場なのも事実ですから。意外と簡単な議会傍聴、みなさんもぜひ体験してみませんか。

▲議会終了後、傍聴者の休憩室を訪れた野村。室内に飾られた歴代議長の皆様の写真に迎えられました。歴史の重みを感じます。

▲なにやら生き生きとした顔で県庁を出る野村。曰く、「もっと、議会のことが知りたくなってきました!」
◉県議会の日程・質問項目は、県議会HPで確認できます。
→http://www.pref.shizuoka.jp/gikai/osirase/osirase-nittei.html
静岡大学人文社会科学部経済学科の野村です。前回の「静岡県議会のいろは」を頭に叩き込んで、今回僕は、実際に傍聴に行ってきました。
(前回記事「静岡県議会のいろは」→ http://gakuseinews.eshizuoka.jp/e1235519.html)


▲ふむふむ。議会開講は10時30分から。30分前に到着した野村は、気合い十分入ってマス!
傍聴当日、県庁舎の真ん中に位置する本館へ。入り口には「本日の県議会」について筆文字の"渋いアテンション"があります。一瞬帰ろうかと思いました、いや、ひるんではいけません。「傍聴に来たんだ」という感じが否応なく高まります。
議会の開かれる県庁本館は昭和12年完成の登録有形文化財です。これ見るだけでも来る価値あるかもしれません。

▲この先で、今回の県議会が開かれます。どきどき。
若干迷子になりつつも、受付の方にも助けていただいて、スムーズに傍聴席へ。この日に質問を行う議員さんの後援会の方々や一般の方、市議会議員さんなど、思っていたよりも色んな人が来ていました。試合前のJリーグの応援席……とはすこし違いますが、若干似たような空気を感じました。
▲受付は事前にレクチャー済みなのでお手の物……否、上着を脱ぐの忘れないでね野村君。

▲入る前には傍聴時のマナーをもう一度おさらいしておきましょう!


▲議会が始まる直前。ちょっと緊張気味の野村。自分の仕事(レポート担当)を思い出しながら、いざ、傍聴へ。

この日は会派(国会で言う政党みたいなもの)代表質問のため質問数が多めと聞いていましたが、受付でいただいた質問項目のレジュメを見ると、本当に多い!午前中の議会を傍聴したのですが、一人目の十数項目に渡る質問と、それに対する知事や部長の答弁が行われると、簡単にお昼を越えます。
質問内容は、県の次期総合計画についてや、議員さんの選挙区に関係した地域資源の活用に関するものなど多岐に渡っているんですが、中でも富士山の後世への継承についての質問が印象に残っています。富士山絵画の活用についてなど、結構詳しい内容に「ここまで取り上げているのかー!」という驚き。それにしても、普段からこれだけの事を考えて取り組まれているんだなあと思うと、議員さんて大変なおシゴトなんだとしみじみ……。また傍聴では、そういった議員さんたちの声を得ながら形づくっていく県のシゴトも大づかみに実感できます。
▲議員の皆さんの実際の声を聞く貴重な時間が流れていきます。

そしてなにより、自分が気づいてないというか、ぜんぜん知らない地域課題がたくさんあることに驚愕です。政策やまちづくりを学ぶ学生は、一度見ておくと本当にいいと思います。その際おすすめなのは、議員さんの質問項目などもHPで事前に見れるので、まずは関心あるトピックをとっかかりにすること。まあ、議会って結構長丁場なのも事実ですから。意外と簡単な議会傍聴、みなさんもぜひ体験してみませんか。
▲議会終了後、傍聴者の休憩室を訪れた野村。室内に飾られた歴代議長の皆様の写真に迎えられました。歴史の重みを感じます。
▲なにやら生き生きとした顔で県庁を出る野村。曰く、「もっと、議会のことが知りたくなってきました!」
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Updated:2013年01月22日 特集