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静岡時代 シズオカガクセイ的新聞

編集室より

編集部会議—12月4日(水)

こんにちは。12月号編集長の須藤千尋(静岡県立大学4年)です。
2013年も早いもので残り一カ月。ニュースでも一年の終わりを感じさせるような特集や出来事を多く耳にするようになりましたね。余談ですが、流行語大賞に選ばれた「じぇじぇじぇ」。私、あまちゃん見てました。

さて、今週の会議は12月号が納品されてから初の会議ということもあり、12月号の反省会をメインに行いました。

編集部会議—12月4日(水)
▲本日は12月号反省会。全体はもちろんですが、自分の担当箇所と向き合うってとても大事なこと。体力・気力勝負です!

今回の反省会も10月号と同じように、事前に企画ごとに振り返りシートを書いてきてもらいました。
この振り返りシートには、担当者が企画から制作を振り返る(=つくったものに対して最後まで向き合う)とともに、ノウハウや気づきを後輩へと引き継いでいくという重要な役目があります。

静岡時代に限らず、学生団体は大体4年で学生が入れ替わってしまいます。いかに伝統やノウハウを引き継ぐかという点はどの団体も頭を悩ませる共通項だと思います。
まだ型が出来上がっているわけではありませんが、この振り返りシートには以下の記入事項があり、最終的に号ごとにまとめて蓄積していきます。

・取材先の基本情報(所属や連絡先など)
→静岡時代は2006年創刊以来、雑誌を発行し続けて、これまで多くの方・団体を取材してきました。何度か登場してくださっている先生方もいらっしゃるのですが、この先の編集部員が「(過去に取材に協力してくださった)この人に取材したい」と思った際に、「いつ・誰が・なにを聞きにいったのか」が詳細にわかると役に立ちますよね。

・よかった点
→企画の立て方や取材、制作・編集までそれぞれのセクションで継続し、伸ばしていくべきポイント。振り返りシートが何号分か蓄積され、それを振り返ってみたときに、このポイントがそれぞれのセクションにおけるチェックリストになります。ここは押さえよ!みたいな感じです。

・改善点・課題
→そして最も重要なのがこちら、課題です。つくって終わり!とならないように、常に「どうすれば良かったのか」を考えます。「今回の冊子やそれぞれの企画がどのようにつくられてきたのか」を振り返って、その課題と向き合うところまでやりきることを大切にしています。それを残し、後輩へ伝えていくことが静岡時代のクオリティアップにつながるはず!

・チェックリスト
→取材先への御礼や静岡未来・シズオカガクセイ的新聞への掲載許可など、最後の詰めをチェックしていきます。すべてにチェックができたら編集長に提出。編集長が一通りチェックしてファイルにまとめ事務所に編集部員がいつでも閲覧できるように保管しておきます。


さて、気になる12月号の反省会、編集部からは具体的には以下のような意見が挙がりました。

編集部会議—12月4日(水)
▲ホワイトボードがぎっしり。来年の春号へつなげていけるようなヒントも垣間見えました!

【よかった点】
・取材に臨むうえで、事前にしっかりと準備をしていたおかげでスムーズに進めることができた(企画意図や3つのQを考えたうえで取材に臨むのが静岡時代の鉄則です)
・特集テーマについて編集部員みんなで話し合ったことで、共通認識をもち、考えを深めることができた
・新企画「学コンシャスな大学生直伝 ベスト・オブ・シラバス」やイントロに登場した編集長や副編集長など今までの号よりも大学生が登場して、より学生感が増した。書き手を意識的に出せた。
・10月号で課題となっていた写真の画像サイズや構図を意識し、撮影することができた
・編集部員みんなで校正することができた

【改善点】
・全体の制作スケジュールをうまく設定することができなかった。
→取材してから執筆終了までの時間がかかってしまったので細かく区切って設定していきたい
・企画の趣旨がきちんと理解できていなかったため、的外れな質問をしてしまった
・インタビューの執筆に対して、構成の指示を明確にだすことができなかった
→編集長から明確な構成指示を出すことで、よりスムーズに執筆できるはず
・写真の質が均一でなかった(暗めの写真が多かった)のと写真の余白をあまり意識できなかったため、流し込みをする際にアップになりすぎるなど苦労した
・キャッチコピーを考えるのに苦労した
→何を伝えたいか、どうやったら読者の興味をひくキャッチコピーにできるのか引き続き考えていきたい
・作業手順が曖昧だった

このように改善点が多かった号ではありましたが、前回の10月号の反省(写真の質や構図など)を踏まえて制作できた部分もありました。今回の改善点は次号4月号制作時に意識をして取り組んでいきたいです。

改めて振り返ってみて、短い期間でも密度の雑誌を制作できたのは、前回の課題を意識しながら、編集部員みんなで協力してきたからだと思いました。改善点はまだまだ多いですが、今年最後の『静岡時代』は1年の積み重ねが見えるものになるんじゃないかなあと感じています。
是非、12月号をお手に取って下さったみなさん、ご感想などいただけると嬉しいです。

最後に、静岡時代12月号の取材・制作にご協力くださったみなさん、本当にありがとうございました!


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