時事
「若年層の投票率は、あがらなくても大丈夫?!」〜静岡県立大学前山教授の政治学講義〜
2013年7月21日(日)を投票日に控えた参議院選挙。
誰が当選するかはもちろん気になりますが、私たちが注目しているのは「若年層の投票率」。若年層の投票率って中々あがらない。その理由ってなんでだろう?きっと、若い世代なりに政治にたいして考えていること、思うことはあると思うのですが……。それが投票に向かわないのはナゼ?私たちは今回、その「ナゼ?」を深く探るため、静岡県立大学の前山亮吉教授にお話を伺いにいきました!先生の視点から切る、「若い世代の選挙離れ」の実態とは?!

■前山 亮吉(まえやまりょうきち)先生
静岡県立大学国際関係学部国際関係学科教授。専門分野は、比較政治学・日本政治史・政治制度論。取材中、前山先生からの政治・政党への名指しぶっちゃけトークが炸裂。正直私たち、なんて応えたら良いのかわからなかったのですが、多面的にみた政治・選挙の話を楽しみながら勉強することができました。
——私たちは以前、静岡県内の学生に「選挙にたいする意識調査アンケート」を実施したんですが、政治・選挙にむけた期待や不満など、皆それぞれの意見を持っていたんです。でも、なかなか投票には結びつかないんですよね。それって、ナゼなんでしょうか?
(前山先生)まず、そもそも「投票って行かないと悪いのか?」と私は思っています。「投票に行かなくちゃダメだ」とか「投票に行こう!」と誰かに言われて行くのは、自分自身の動機付けがまだできていないってことじゃないですか。その動機付けがなければ、無理に投票へ行かなくてもいいんじゃないかと思います。行くか行かないかは個人的な問題だしね。
それに、これは少し極端な言い方になってしまうんだけど、「これは投票に行かなくちゃいけない!」と確固たる意志を持って投票に行くのは、20歳の時期じゃ無理だと私は思っています。これから社会にでて、世の中の矛盾や壁にぶちあたったときにはじめて世の中のことを考える機会が訪れる。まだ社会にでていない学生にとって政治は、難しくてあたり前だと思うよ。だから逆にやっちゃいけないのは、強制的にだったり世の中のムードにつられて投票に行くということ。あまり選挙や政治について考えないで、投票するのだけはやめてほしいですね。投票するんだったら、自分なりに悩んで、考え抜いた上で行って欲しいと思っています。
——では、先生のいう「動機付け」とは具体的にどんなものなのでしょうか?
(前山先生)たとえば、これは自分自身の話になってしまいますが私のいとこが政治家だったんですね。親戚に政治家がいるということは、私が政治に関心をもつきっかけになりました。それから、私が若い頃は、自民党が強い時代だったんです。だから、皆なんとか自民党を倒そうという気持ちを持っていた。いうなら、「ひとつのチームが勝ち続けるのはつまらない」というスポーツと同じ感覚だったんじゃないでしょうか。だから私は、自民党に対抗する政党に投票を入れてきたんですよね。
はじめのうちは負けるの承知で投票していたんだけど、重ねるうちに段々勝ちにこだわるようになってね。情勢をみて、より勝てそうな人を考えるようになったんだよ。自分の決めた代表を国会に送り込むことで、達成感を感じるようにもなった。これが私の動機付けなんだけど。でも皆さんも投票に行くんだったら、自分が入れた人が国会に関係することを求める(自分の一票を投じた人が、現実に政治家になるということ)っていうのも、大事な動機付けになると思います。
あとは、政治を自分の身近なところにおとし込んで、動機を探すことも大事だと思います。たとえばさっき言ったみたいに、政治を勝ち負けのスポーツ感覚でとらえて、どちらに勝って欲しいのか考えてみる、とか。ひいきのチームや人を探すとかね。そういう入り口でもいいと思います。また、候補者や政党、年齢、男か女か。そういう細かいところでも、政治について考えられるきっかけになると思います。あなたたちと年齢の近い若い候補者には頑張って欲しいなと思うこともあるでしょ?あるいは古参の候補者にひっぱっていって欲しいとか。だから政治は決して遠い存在ではなく、自分の身近な部分に自分だけの動機付けの要素はたくさん転がっていると思います。

——たしかに、今回の参院選では静岡県にも女性の候補者が出馬していますよね。私も同じ女性なので、頑張って欲しい、と常に気になっていました。何ごとも初めはそういったところから視野を広げて、自分なりの動機付けを見つけられればいいんですね。では、動機付け以外に、私たち若い世代が政治・選挙を考える機会をつくるきっかけってあるのでしょうか?
(前山先生)それは、「世の中の変わり目」だと思います。長い目でみると、投票に一生行かないって言う人はいないと思うんだよね。社会の壁にぶちあたったときは、きっと投票に行くでしょう。あと、選挙って政治が面白くなくちゃ有権者も投票に行かないんだと思う。それが世の中の変わり目のとき。そのときは、黙っていても誰でもついていくよ。世の中の矛盾が際立つ節目に、投票率があがるという統計もありますし。
逆に、つまらない選挙には背をむけてもいいと思う。今の政治に不満を感じているから投票率が下がったり、変わり目に投票率が上がったりすることの方が健康な反応だと思うからね。だから意思表示する意味で棄権という手段も大事です。ただ、世の中の変わり目のときに、その人が投票に行かなかったらその人が悪いよね。だから投票に行く、行かないは別として、みなさんには常に、世の中の情勢にたいしてアンテナをはっていて欲しいとは思いますね。
——なるほど。変わり目といえば、今回の選挙から「ネット選挙運動」がはじまりましたよね。これについてはどうお考えですか?
(前山先生)情報をだすということに関してはいいことだと思うね。自分が政治に興味をむけることができたときに、自分が好きなときに、さらには身近な媒体として使えるのはいいことだと思う。そう言う意味では、ネットでも選挙の情報が広がって行くことに関して悪いことではないよね。ただ、これで関心が惹けるかというのは別。たとえば、候補者がネットを使ってみなさんにメールを送ることができましたよね?でもそれって、相手のアドレスが分かっている人じゃないと送れない。それはつまり、どこかの組織に所属している人じゃないとメールって送れないんだよね。そのやり方だと、候補者からメールが送られてくるのは、必ずどこかの組織に属しているひと中心になってしまう。その点では、私はネット選挙運動についてあまり変化はないと思っているな。

——学生から、「投票に行くのが面倒くさい。だから、ネットで投票できれば一番良い」という意見も上がったことがあるのですが、ネット投票っていうのはどうなんでしょうか?
(前山先生)うーん、ネット投票は危険だと思っています。よほど考え方が成熟していないと、ひとつの偏った方向に流れて行ってしまう可能性があって難しいと思うな。でも投票が面倒くさいという学生の声はたくさんあって、今、期日前投票を大学でやったらどうだろう。という動きがでているのも事実です。新聞でみたんだけど、松山大学が今年から実施しているらしいんだよね。これだったら、現実的だし、物理的にも投票は身近なものになるんじゃないかな?すごくいいアイデアだよね。
——自分自身も大学構内で投票ができたとしたら、今よりももっと投票に行きやすくなると思いました。でも共通するのは、私たちが考え抜いた上での一票を投じるときは、その一票の重さも自分自身で感じなければいけないことだとも思います。
(前山先生)そうですね。たとえば比較政治の観点からみると。たとえば、国際的にみて日本は簡単に選挙権を持てるでしょ?でもアメリカの場合は、自分で役所に行って、選挙権を登録しないといけないんだ。アメリカは自己主張しなくちゃいけない社会だから、自分からすすんで選挙権を得れば、自然と重みもついてくるんだよね。またアメリカの政党は、党員が学校にきて、選挙権を持った若者に政治のこと・選挙のやり方を指導してくれるんだ。民主党のオバマが勝った時は、民主党員が3000万人も増えたんだって。これは、民主党員が、有権者への指導を積極的にやったらしいからなんだ。良いサイクルで動いているってことだよね。
一方、日本は自己主張あまりしない国でしょ?で、20歳になれば役所から書類が届く。私は日本でも、有権者登録をやったほうが、重みを感じられることができると思うんだよね。また、政党が、若い世代の人たちと身近な存在になるというメリットもある。最近、日本でも有権者を18歳に提げろという話もありますよね。そうすると、学校教育の内だから、良くも悪くも、今よりも投票に行くプレッシャーが発生するのではないかと思っています。ある種、強制投票に近いんだけど、学校生活の制度がしっかりしている段階で一票の重みを感じてもらうって意味があると思うな。それが決定打にはならないとも思っているんだけどね。でも、自分の一票を考えるって、年齢は関係ないと思います。

今まで、選挙にたいする動機付けや、身近なことに関心を持つことの話をしてきましたが、一方でみなさんが「もっと政治家を知ろう」とコミュニケーションをとることも必要だと思います。候補者と接触したい、「政治家ってなんだ?わからないから知りたい」という欲求も大切なこと。だから、「選挙投票のキャンペーン」はどこでもやっているけれども、「自分自身が選挙についてどう考えるか」の方にまずは着目してください。そして投票は義務ではなく権利だから、自分がそれをどう生かせるかがわかったときに、その権利を使えばいいと私は思います。
——前山先生、ありがとうございました。
誰が当選するかはもちろん気になりますが、私たちが注目しているのは「若年層の投票率」。若年層の投票率って中々あがらない。その理由ってなんでだろう?きっと、若い世代なりに政治にたいして考えていること、思うことはあると思うのですが……。それが投票に向かわないのはナゼ?私たちは今回、その「ナゼ?」を深く探るため、静岡県立大学の前山亮吉教授にお話を伺いにいきました!先生の視点から切る、「若い世代の選挙離れ」の実態とは?!

■前山 亮吉(まえやまりょうきち)先生
静岡県立大学国際関係学部国際関係学科教授。専門分野は、比較政治学・日本政治史・政治制度論。取材中、前山先生からの政治・政党への名指しぶっちゃけトークが炸裂。正直私たち、なんて応えたら良いのかわからなかったのですが、多面的にみた政治・選挙の話を楽しみながら勉強することができました。
——私たちは以前、静岡県内の学生に「選挙にたいする意識調査アンケート」を実施したんですが、政治・選挙にむけた期待や不満など、皆それぞれの意見を持っていたんです。でも、なかなか投票には結びつかないんですよね。それって、ナゼなんでしょうか?
(前山先生)まず、そもそも「投票って行かないと悪いのか?」と私は思っています。「投票に行かなくちゃダメだ」とか「投票に行こう!」と誰かに言われて行くのは、自分自身の動機付けがまだできていないってことじゃないですか。その動機付けがなければ、無理に投票へ行かなくてもいいんじゃないかと思います。行くか行かないかは個人的な問題だしね。
それに、これは少し極端な言い方になってしまうんだけど、「これは投票に行かなくちゃいけない!」と確固たる意志を持って投票に行くのは、20歳の時期じゃ無理だと私は思っています。これから社会にでて、世の中の矛盾や壁にぶちあたったときにはじめて世の中のことを考える機会が訪れる。まだ社会にでていない学生にとって政治は、難しくてあたり前だと思うよ。だから逆にやっちゃいけないのは、強制的にだったり世の中のムードにつられて投票に行くということ。あまり選挙や政治について考えないで、投票するのだけはやめてほしいですね。投票するんだったら、自分なりに悩んで、考え抜いた上で行って欲しいと思っています。
——では、先生のいう「動機付け」とは具体的にどんなものなのでしょうか?
(前山先生)たとえば、これは自分自身の話になってしまいますが私のいとこが政治家だったんですね。親戚に政治家がいるということは、私が政治に関心をもつきっかけになりました。それから、私が若い頃は、自民党が強い時代だったんです。だから、皆なんとか自民党を倒そうという気持ちを持っていた。いうなら、「ひとつのチームが勝ち続けるのはつまらない」というスポーツと同じ感覚だったんじゃないでしょうか。だから私は、自民党に対抗する政党に投票を入れてきたんですよね。
はじめのうちは負けるの承知で投票していたんだけど、重ねるうちに段々勝ちにこだわるようになってね。情勢をみて、より勝てそうな人を考えるようになったんだよ。自分の決めた代表を国会に送り込むことで、達成感を感じるようにもなった。これが私の動機付けなんだけど。でも皆さんも投票に行くんだったら、自分が入れた人が国会に関係することを求める(自分の一票を投じた人が、現実に政治家になるということ)っていうのも、大事な動機付けになると思います。
あとは、政治を自分の身近なところにおとし込んで、動機を探すことも大事だと思います。たとえばさっき言ったみたいに、政治を勝ち負けのスポーツ感覚でとらえて、どちらに勝って欲しいのか考えてみる、とか。ひいきのチームや人を探すとかね。そういう入り口でもいいと思います。また、候補者や政党、年齢、男か女か。そういう細かいところでも、政治について考えられるきっかけになると思います。あなたたちと年齢の近い若い候補者には頑張って欲しいなと思うこともあるでしょ?あるいは古参の候補者にひっぱっていって欲しいとか。だから政治は決して遠い存在ではなく、自分の身近な部分に自分だけの動機付けの要素はたくさん転がっていると思います。

——たしかに、今回の参院選では静岡県にも女性の候補者が出馬していますよね。私も同じ女性なので、頑張って欲しい、と常に気になっていました。何ごとも初めはそういったところから視野を広げて、自分なりの動機付けを見つけられればいいんですね。では、動機付け以外に、私たち若い世代が政治・選挙を考える機会をつくるきっかけってあるのでしょうか?
(前山先生)それは、「世の中の変わり目」だと思います。長い目でみると、投票に一生行かないって言う人はいないと思うんだよね。社会の壁にぶちあたったときは、きっと投票に行くでしょう。あと、選挙って政治が面白くなくちゃ有権者も投票に行かないんだと思う。それが世の中の変わり目のとき。そのときは、黙っていても誰でもついていくよ。世の中の矛盾が際立つ節目に、投票率があがるという統計もありますし。
逆に、つまらない選挙には背をむけてもいいと思う。今の政治に不満を感じているから投票率が下がったり、変わり目に投票率が上がったりすることの方が健康な反応だと思うからね。だから意思表示する意味で棄権という手段も大事です。ただ、世の中の変わり目のときに、その人が投票に行かなかったらその人が悪いよね。だから投票に行く、行かないは別として、みなさんには常に、世の中の情勢にたいしてアンテナをはっていて欲しいとは思いますね。
——なるほど。変わり目といえば、今回の選挙から「ネット選挙運動」がはじまりましたよね。これについてはどうお考えですか?
(前山先生)情報をだすということに関してはいいことだと思うね。自分が政治に興味をむけることができたときに、自分が好きなときに、さらには身近な媒体として使えるのはいいことだと思う。そう言う意味では、ネットでも選挙の情報が広がって行くことに関して悪いことではないよね。ただ、これで関心が惹けるかというのは別。たとえば、候補者がネットを使ってみなさんにメールを送ることができましたよね?でもそれって、相手のアドレスが分かっている人じゃないと送れない。それはつまり、どこかの組織に所属している人じゃないとメールって送れないんだよね。そのやり方だと、候補者からメールが送られてくるのは、必ずどこかの組織に属しているひと中心になってしまう。その点では、私はネット選挙運動についてあまり変化はないと思っているな。

▲私たちは参院選挙PR活動の一環で、ネット選挙運動クイズの呼びかけをしていました。静岡市青葉通りにて。
——学生から、「投票に行くのが面倒くさい。だから、ネットで投票できれば一番良い」という意見も上がったことがあるのですが、ネット投票っていうのはどうなんでしょうか?
(前山先生)うーん、ネット投票は危険だと思っています。よほど考え方が成熟していないと、ひとつの偏った方向に流れて行ってしまう可能性があって難しいと思うな。でも投票が面倒くさいという学生の声はたくさんあって、今、期日前投票を大学でやったらどうだろう。という動きがでているのも事実です。新聞でみたんだけど、松山大学が今年から実施しているらしいんだよね。これだったら、現実的だし、物理的にも投票は身近なものになるんじゃないかな?すごくいいアイデアだよね。
——自分自身も大学構内で投票ができたとしたら、今よりももっと投票に行きやすくなると思いました。でも共通するのは、私たちが考え抜いた上での一票を投じるときは、その一票の重さも自分自身で感じなければいけないことだとも思います。
(前山先生)そうですね。たとえば比較政治の観点からみると。たとえば、国際的にみて日本は簡単に選挙権を持てるでしょ?でもアメリカの場合は、自分で役所に行って、選挙権を登録しないといけないんだ。アメリカは自己主張しなくちゃいけない社会だから、自分からすすんで選挙権を得れば、自然と重みもついてくるんだよね。またアメリカの政党は、党員が学校にきて、選挙権を持った若者に政治のこと・選挙のやり方を指導してくれるんだ。民主党のオバマが勝った時は、民主党員が3000万人も増えたんだって。これは、民主党員が、有権者への指導を積極的にやったらしいからなんだ。良いサイクルで動いているってことだよね。
一方、日本は自己主張あまりしない国でしょ?で、20歳になれば役所から書類が届く。私は日本でも、有権者登録をやったほうが、重みを感じられることができると思うんだよね。また、政党が、若い世代の人たちと身近な存在になるというメリットもある。最近、日本でも有権者を18歳に提げろという話もありますよね。そうすると、学校教育の内だから、良くも悪くも、今よりも投票に行くプレッシャーが発生するのではないかと思っています。ある種、強制投票に近いんだけど、学校生活の制度がしっかりしている段階で一票の重みを感じてもらうって意味があると思うな。それが決定打にはならないとも思っているんだけどね。でも、自分の一票を考えるって、年齢は関係ないと思います。

今まで、選挙にたいする動機付けや、身近なことに関心を持つことの話をしてきましたが、一方でみなさんが「もっと政治家を知ろう」とコミュニケーションをとることも必要だと思います。候補者と接触したい、「政治家ってなんだ?わからないから知りたい」という欲求も大切なこと。だから、「選挙投票のキャンペーン」はどこでもやっているけれども、「自分自身が選挙についてどう考えるか」の方にまずは着目してください。そして投票は義務ではなく権利だから、自分がそれをどう生かせるかがわかったときに、その権利を使えばいいと私は思います。
——前山先生、ありがとうございました。
■編集後記
「若者の投票率があがらないのはナゼ?」という原因を探りにきたので、取材冒頭「投票に行かないことが悪いのか?」の言葉で度肝を抜かれました。でも不思議と、先生の仰る話はスーッと入り込んできたんですよね。もしかしたら、私たち自身もどこかで「投票に行かなくちゃ」という焦りとプレッシャーがあったのかもしれません。「投票に行かなくてもいい」という言葉は、裏を返せば「ちゃんと選挙について考えろ」ということ。経験も人生も浅くて短い私たちですが、私たちなりの考え方を常に持っていることが大事なんですね。
「投票は、その一票が意味を持ったときに行くこと」。
短いのか、長いのか。どのくらい時間がかかるのかわかりませんが、選挙が行われる度に、先生のそんな言葉が浮かんできそうです。
「若者の投票率があがらないのはナゼ?」という原因を探りにきたので、取材冒頭「投票に行かないことが悪いのか?」の言葉で度肝を抜かれました。でも不思議と、先生の仰る話はスーッと入り込んできたんですよね。もしかしたら、私たち自身もどこかで「投票に行かなくちゃ」という焦りとプレッシャーがあったのかもしれません。「投票に行かなくてもいい」という言葉は、裏を返せば「ちゃんと選挙について考えろ」ということ。経験も人生も浅くて短い私たちですが、私たちなりの考え方を常に持っていることが大事なんですね。
「投票は、その一票が意味を持ったときに行くこと」。
短いのか、長いのか。どのくらい時間がかかるのかわかりませんが、選挙が行われる度に、先生のそんな言葉が浮かんできそうです。
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Updated:2013年07月20日 時事