静岡の街から
大学生が狙われる！４大ネットトラブル
シリーズ：大学生のための消費者生活向上ハンドブック（3）
この記事では、中部県民生活センターの相談員の方たちに聞いた、「大学生が狙われやすいネットトラブル」の事例をご紹介します。もしかしたら、今この瞬間にも、トラブルに巻き込まれている方がいるかもしれません。ネット環境は必須という、大学生必読のお話です。
１情報サイトにつながり架空請求
▷相手への連絡はご法度。堂々と「無視」せよ！
例えば「18歳以上」をクリックしただけで会員登録され、登録料を請求されるというものです。占いやゲームなど無料のサイトにアクセスしたり、迷惑メールに記載されているリンクをクリックした途端、有料のサイトへつながり、登録料を請求される事例もあります。
さらに最近では、消費生活センターに相談する前に、ネットで検索した探偵業者に解決を依頼してしまう事例が増えていますが、探偵に依頼して請求が止まるとは限らないし、サイト登録料と探偵業者依頼料と二重に請求されることもあります。
こうした架空請求は「無視する」のが一番の対処法です。個人情報を相手に伝えてしまう恐れがあるの連絡しないことがポイントです。まずは相談してください。
２「海外通販サイトの商品未着（越境取引）」
▷ちょっとのお得が取り返せないトラブルに
近年、急増しているのは、海外通販サイトのブランド品に関わるトラブルです。ブランド品を安価で販売しているサイトで注文したものの、商品が届かなかったり、偽物だったというケースです。
2015年2月時点で、消費者庁が公開している悪質な海外通販サイトは267件に上りますが、これは氷山の一角です。実在する通販サイトを装い、振込先のみを変えるなど手口も複雑化しています。海外のサイトと分からないようなサイトもあります。海外の相手との取引は、国ごとの法律・言葉・文化の違いにより、解決が難しいものです。ブランドの新品が格安で販売されている、運営者氏名や住所、電話番号の表記がされていない、振込先が個人名義の場合は要注意！
３「SNS 上の儲け話から出会い系サイトに誘導」
▷「お金」「異性」に惑わされるべからず
大学生に身近なトラブルはＳＮＳがきっかけとなることも多いです。
その一つが、ＳＮＳ経由の儲け話です。「ちょっとしたメールのやり取りで稼げる」といった甘い話につられて、悪質な出会い系サイトに登録させられ、結局多額の利用料を支払わされるというものです。
例えば、タレントや実業家などを名乗る人（サクラ）から「話を聞いてくれたらお礼をする」といったメールが来たことがありませんか？有料のメール交換サービスなどを何十回、何百回と利用させる商法で、「サクラサイト商法」といいます。何万円も簡単に稼げると謳っていますが、世の中そんなにおいしい話はありません。安易に信じないようにしましょう。
４「SNSで知り合った人からマルチ商法に勧誘」
▷心は強く、頭は冷静に。断る勇気と判断力が鍵
マルチ商法は、商品やサービスを販売しつつ、新たな会員を勧誘・入会させていく商法です。ＳＮＳをきっかけとした勧誘が増加傾向にあります。ＳＮＳには、相手のことをよく知らなくても友達のように思えてしまう特性があります。しかも、マルチ商法は「自分も儲かる」と巧みに誘ってきますし、直接会って話す場合は、その場の熱気も相まって、精神が高揚した状態であるといえます。つまり、冷静な判断をできなくさせるような場だということです。
マルチ商法は会員入会時に高額な支払いをしたものの、思うような収入がなく借金を抱えてしまうこともあります。会員への勧誘により周囲の信頼を失う場合もありますので、要注意です。常に頭を冷やす姿勢がトラブル回避の鍵です。
▽困った時は、ひとりで悩まず連絡を！▽
次回は、静岡大学大学院 情報学研究科准教授 高口鉄平先生のインタビュー【最前戦の情報化社会のあり方・未来像】を更新します。
この記事では、中部県民生活センターの相談員の方たちに聞いた、「大学生が狙われやすいネットトラブル」の事例をご紹介します。もしかしたら、今この瞬間にも、トラブルに巻き込まれている方がいるかもしれません。ネット環境は必須という、大学生必読のお話です。
１情報サイトにつながり架空請求
▷相手への連絡はご法度。堂々と「無視」せよ！
例えば「18歳以上」をクリックしただけで会員登録され、登録料を請求されるというものです。占いやゲームなど無料のサイトにアクセスしたり、迷惑メールに記載されているリンクをクリックした途端、有料のサイトへつながり、登録料を請求される事例もあります。
さらに最近では、消費生活センターに相談する前に、ネットで検索した探偵業者に解決を依頼してしまう事例が増えていますが、探偵に依頼して請求が止まるとは限らないし、サイト登録料と探偵業者依頼料と二重に請求されることもあります。
こうした架空請求は「無視する」のが一番の対処法です。個人情報を相手に伝えてしまう恐れがあるの連絡しないことがポイントです。まずは相談してください。
２「海外通販サイトの商品未着（越境取引）」
▷ちょっとのお得が取り返せないトラブルに
近年、急増しているのは、海外通販サイトのブランド品に関わるトラブルです。ブランド品を安価で販売しているサイトで注文したものの、商品が届かなかったり、偽物だったというケースです。
2015年2月時点で、消費者庁が公開している悪質な海外通販サイトは267件に上りますが、これは氷山の一角です。実在する通販サイトを装い、振込先のみを変えるなど手口も複雑化しています。海外のサイトと分からないようなサイトもあります。海外の相手との取引は、国ごとの法律・言葉・文化の違いにより、解決が難しいものです。ブランドの新品が格安で販売されている、運営者氏名や住所、電話番号の表記がされていない、振込先が個人名義の場合は要注意！
３「SNS 上の儲け話から出会い系サイトに誘導」
▷「お金」「異性」に惑わされるべからず
大学生に身近なトラブルはＳＮＳがきっかけとなることも多いです。
その一つが、ＳＮＳ経由の儲け話です。「ちょっとしたメールのやり取りで稼げる」といった甘い話につられて、悪質な出会い系サイトに登録させられ、結局多額の利用料を支払わされるというものです。
例えば、タレントや実業家などを名乗る人（サクラ）から「話を聞いてくれたらお礼をする」といったメールが来たことがありませんか？有料のメール交換サービスなどを何十回、何百回と利用させる商法で、「サクラサイト商法」といいます。何万円も簡単に稼げると謳っていますが、世の中そんなにおいしい話はありません。安易に信じないようにしましょう。
４「SNSで知り合った人からマルチ商法に勧誘」
▷心は強く、頭は冷静に。断る勇気と判断力が鍵
マルチ商法は、商品やサービスを販売しつつ、新たな会員を勧誘・入会させていく商法です。ＳＮＳをきっかけとした勧誘が増加傾向にあります。ＳＮＳには、相手のことをよく知らなくても友達のように思えてしまう特性があります。しかも、マルチ商法は「自分も儲かる」と巧みに誘ってきますし、直接会って話す場合は、その場の熱気も相まって、精神が高揚した状態であるといえます。つまり、冷静な判断をできなくさせるような場だということです。
マルチ商法は会員入会時に高額な支払いをしたものの、思うような収入がなく借金を抱えてしまうこともあります。会員への勧誘により周囲の信頼を失う場合もありますので、要注意です。常に頭を冷やす姿勢がトラブル回避の鍵です。
▽困った時は、ひとりで悩まず連絡を！▽
次回は、静岡大学大学院 情報学研究科准教授 高口鉄平先生のインタビュー【最前戦の情報化社会のあり方・未来像】を更新します。
もう一度歩きたくなる、「エッシャーの世界」〜静岡市美術館〜
働く私の静岡時代〜株式会社 サンロフト〜
JR三島駅〜日本大学三島キャンパス〜極私的、古地図研究会
働く私の静岡時代〜株式会社江﨑新聞店〜
働く私の静岡時代〜まちと人をつなぐ情報流通企業 株式会社しずおかオンライン〜
働く私の静岡時代〜まちと人をつなぐ情報流通企業 株式会社しずおかオンライン〜
働く私の静岡時代〜株式会社 サンロフト〜
JR三島駅〜日本大学三島キャンパス〜極私的、古地図研究会
働く私の静岡時代〜株式会社江﨑新聞店〜
働く私の静岡時代〜まちと人をつなぐ情報流通企業 株式会社しずおかオンライン〜
働く私の静岡時代〜まちと人をつなぐ情報流通企業 株式会社しずおかオンライン〜
Updated：2000年03月15日 静岡の街から
