静岡の街から
そうだ、この駅で〜富士宮駅の旅〜
——おなじみの電車区間で、「降りたことはないけれど、ちょっとここ気になるぞ」という場所をみつけたことはありませんか?なんでも静岡にはおよそ230もの駅があるそうな。つまりその分だけ、そこに暮らす人々や歴史、町場の物語が広がっているんです。「途中下車してみたら、実はこんなまちだった!」。そんな発見とまだみぬ風景を探しに、「!」アンテナがたった駅で下車する旅企画。
今回の降車駅は——
■富士宮駅
【Access】
静岡 → ( 東海道本線:35 分 ) →富士→( 身延線:18 分 ) →富士宮
浜松 → ( 東海道本線:1時間50分 ) →富士→(身延線: 18分)→富士宮
■食と水の都! よくばりな街、富士宮
静岡県東部に位置する富士宮市は、北東部に世界文化遺 産である富士山を有し、まさに富士の麓にある町と言えま す。そのため、富士宮市内の川に流れる水は、水量が豊富な透き通った富士山の雪解け水です。もちろん水道水も富士山の水!いつ飲んでも美味しい、ミネラル豊富な富士宮の水は、日本一美味しいと言っても過言ではありません。
しかし、富士宮市の魅力は富士山だけではありません。富士宮市は、今では地方の町興しには欠かせなくなったとも言えるB級ご当地グルメ発祥の地でもあります。第一回B―1グランプリで優勝に輝いたのが「富士宮やきそば」なのです!富士宮やきそばの起源は、昭和三十年頃と言われています。当時、富士宮 で仕入れたものを山梨県に売りに行く人が大勢いました。そんな山梨県と富士宮市を行き来している人のために、 保存が効いて持ち帰ることのできる麺が喜ばれたそうです。
今回、富士山の自然とオリジナリ ティー溢れる食に恵まれた富士宮市を案内してくれるのは、NPO法人まちづくりトップランナーふじのみや本舗の稲葉美津恵さん。みなさん、 今年の夏は富士山の町 富士宮で過ごしてみるのはいかがでしょうか?

▲富士宮出身の山口(写真左)という心強い仲間とともに、いざ出発です!
◉取材・執筆:山口奈那子(常葉大学)
◉取材・撮影:山田はるな(常葉大学)

(1)富士宮市役所
富士宮市役所の七階は窓が一面ガラス張りになっていて、富士山の麓が緑豊かな自然から徐々に街になっていく様子を見ることができます。 まさに富士山を望む穴場スポットです。さらに、富士山だけではなく三千メートル級の山々が連なる南アルプスまで見下ろせます! 案内人の稲葉さんが富士宮を案内するときは必ず連れていくというほど富士宮自慢の場所です。

▲市役所内に"松屋"を発見しました!なぜ松屋が入っているのかは、ナゾです。

(2)富士宮本宮浅間大社
街のほぼ中央ある富士山本宮浅間大社は、浅間大神を祀る全国に千三百余りある浅間大社の総本宮です。昔、人々は富士山の噴火被害に苦しんでおり、荒ぶる富士山の噴火を鎮めるため、水徳の神「木花之佐久夜毘売命」を富士山に祀ったことが浅間大社の始 まりです。現在の社殿は徳川家康によって建てられ、富士山に近づけるために二階建ての浅間造りになっています。

▲富士山の湧き水が汲める場所です。冷たくて、美味しいお水でした!

(3)お〜それ宮
お〜それ宮は、富士宮で採れた様々な食材を味わうことができる食のアンテナショップです。最近のイチオシは、 朝霧高原で育った富士セレクション豚を使用した「豚DEMO丼!」 溶けるようなお肉の柔らかさが特徴です。他には、富士宮が生産量日本一を誇るニジマスを使用した「にじますバーガー」があります。 富士宮の食を堪能するには欠かせないお店です!

▲今回は、ニジマスバーガーを注文!バンズは柔らかめ。ニジマスと付け合わせのソースの相性は抜群でした。

(4)高砂酒造
1820年頃に滋賀県で創業され、のちに伏流水が豊かな富士宮市に酒造を構えられた歴史ある酒造です。美味しさの秘密はこの伏流水にあります。富士山三層目の玄武岩 (地下100m)の超軟水の 伏流水により味に甘さが出るのです。酒造では見学も試飲も可能。オススメは「高砂ヨーグルト酒」で、甘みがあり、なめらかさが口の中で広がります。

(5)富士見石
富士宮市立中央図書館の入口付近には、かつて織田信長が座ったとされる石があります。口伝えによると、1582年に織田信長が甲州の武田氏に勝利し、その帰路でこの石に腰かけ、富士山を眺めたそうです。図書館を開設する際にこの場所に設置されたため、実際に信長が富士山を眺めたのは他の場所にあります。座れば信長気分になれるかも?

(6)ten cafe
ten cafeは自家焙煎のコーヒーを味わえるコーヒー専門店です。コーヒーの種類も豊富。なかでも、マスターの遠藤海太さんこだわりのエスプレッソは、苦さの中にほ のかな甘さが残り、何杯も飲みたくなるほど美味でした。マスター自慢のエスプレッソマシンで焙煎していす。更に、今流行りのラテアートで視覚でもコーヒーを堪能することもできます。

■富士宮駅
【Access】
静岡 → ( 東海道本線:35 分 ) →富士→( 身延線:18 分 ) →富士宮
浜松 → ( 東海道本線:1時間50分 ) →富士→(身延線: 18分)→富士宮
今回の降車駅は——
■富士宮駅
【Access】
静岡 → ( 東海道本線:35 分 ) →富士→( 身延線:18 分 ) →富士宮
浜松 → ( 東海道本線:1時間50分 ) →富士→(身延線: 18分)→富士宮
■食と水の都! よくばりな街、富士宮
静岡県東部に位置する富士宮市は、北東部に世界文化遺 産である富士山を有し、まさに富士の麓にある町と言えま す。そのため、富士宮市内の川に流れる水は、水量が豊富な透き通った富士山の雪解け水です。もちろん水道水も富士山の水!いつ飲んでも美味しい、ミネラル豊富な富士宮の水は、日本一美味しいと言っても過言ではありません。
しかし、富士宮市の魅力は富士山だけではありません。富士宮市は、今では地方の町興しには欠かせなくなったとも言えるB級ご当地グルメ発祥の地でもあります。第一回B―1グランプリで優勝に輝いたのが「富士宮やきそば」なのです!富士宮やきそばの起源は、昭和三十年頃と言われています。当時、富士宮 で仕入れたものを山梨県に売りに行く人が大勢いました。そんな山梨県と富士宮市を行き来している人のために、 保存が効いて持ち帰ることのできる麺が喜ばれたそうです。
今回、富士山の自然とオリジナリ ティー溢れる食に恵まれた富士宮市を案内してくれるのは、NPO法人まちづくりトップランナーふじのみや本舗の稲葉美津恵さん。みなさん、 今年の夏は富士山の町 富士宮で過ごしてみるのはいかがでしょうか?

▲富士宮出身の山口(写真左)という心強い仲間とともに、いざ出発です!
◉取材・執筆:山口奈那子(常葉大学)
◉取材・撮影:山田はるな(常葉大学)
(1)富士宮市役所
富士宮市役所の七階は窓が一面ガラス張りになっていて、富士山の麓が緑豊かな自然から徐々に街になっていく様子を見ることができます。 まさに富士山を望む穴場スポットです。さらに、富士山だけではなく三千メートル級の山々が連なる南アルプスまで見下ろせます! 案内人の稲葉さんが富士宮を案内するときは必ず連れていくというほど富士宮自慢の場所です。

▲市役所内に"松屋"を発見しました!なぜ松屋が入っているのかは、ナゾです。

(2)富士宮本宮浅間大社
街のほぼ中央ある富士山本宮浅間大社は、浅間大神を祀る全国に千三百余りある浅間大社の総本宮です。昔、人々は富士山の噴火被害に苦しんでおり、荒ぶる富士山の噴火を鎮めるため、水徳の神「木花之佐久夜毘売命」を富士山に祀ったことが浅間大社の始 まりです。現在の社殿は徳川家康によって建てられ、富士山に近づけるために二階建ての浅間造りになっています。

▲富士山の湧き水が汲める場所です。冷たくて、美味しいお水でした!

(3)お〜それ宮
お〜それ宮は、富士宮で採れた様々な食材を味わうことができる食のアンテナショップです。最近のイチオシは、 朝霧高原で育った富士セレクション豚を使用した「豚DEMO丼!」 溶けるようなお肉の柔らかさが特徴です。他には、富士宮が生産量日本一を誇るニジマスを使用した「にじますバーガー」があります。 富士宮の食を堪能するには欠かせないお店です!

▲今回は、ニジマスバーガーを注文!バンズは柔らかめ。ニジマスと付け合わせのソースの相性は抜群でした。

(4)高砂酒造
1820年頃に滋賀県で創業され、のちに伏流水が豊かな富士宮市に酒造を構えられた歴史ある酒造です。美味しさの秘密はこの伏流水にあります。富士山三層目の玄武岩 (地下100m)の超軟水の 伏流水により味に甘さが出るのです。酒造では見学も試飲も可能。オススメは「高砂ヨーグルト酒」で、甘みがあり、なめらかさが口の中で広がります。

(5)富士見石
富士宮市立中央図書館の入口付近には、かつて織田信長が座ったとされる石があります。口伝えによると、1582年に織田信長が甲州の武田氏に勝利し、その帰路でこの石に腰かけ、富士山を眺めたそうです。図書館を開設する際にこの場所に設置されたため、実際に信長が富士山を眺めたのは他の場所にあります。座れば信長気分になれるかも?

(6)ten cafe
ten cafeは自家焙煎のコーヒーを味わえるコーヒー専門店です。コーヒーの種類も豊富。なかでも、マスターの遠藤海太さんこだわりのエスプレッソは、苦さの中にほ のかな甘さが残り、何杯も飲みたくなるほど美味でした。マスター自慢のエスプレッソマシンで焙煎していす。更に、今流行りのラテアートで視覚でもコーヒーを堪能することもできます。

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もう一度歩きたくなる、「エッシャーの世界」〜静岡市美術館〜
働く私の静岡時代〜株式会社 サンロフト〜
JR三島駅〜日本大学三島キャンパス〜極私的、古地図研究会
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Updated:2015年09月25日 静岡の街から